古城

  • 読み:こじょう
  • 別名:小城
  • 所在地:群馬県吾妻郡中之条町(Mapionで位置を確認)
  • 主要城主:尻高氏、真田氏
  • 文化財指定:-
  • 訪問日:平成20年4月27日

「吾妻記」によると、天正8年(1580)12月に真田昌幸の家臣であった池田佐渡守、海野郷左衛門、渡辺茂右衛門が、北条氏配下の尻高氏のものであった桃瀬川河畔のこの城に夜襲をかけ、奪い取ったと伝えられています。この時、城主であった尻高摂津守は自刃し、一族の尻高庄次郎は白井城へ敗走しています。その後天正17年(1589)12月、北条氏配下の長尾氏(謙信の一族とは別族)が白井城から出撃し、古城に迫りますが、真田方は防衛に成功します。翌天正18年2月上旬、長尾氏は忍者を古城に潜入させ、古城を奪取。これに対し同2月20日頃、真田氏配下の小渕次郎右衛門、一場茂右衛門が10人程度で古城を攻撃し、奪い返しています。
現在城跡には公園が造られています。

主郭。
40メートル四方ほどの広さだったと伝えられています。
現在は公園になっています。

二郭から見上げた主郭。
主郭の土塁ですが、どの程度改変されたのかはわかりません。

二郭。
二郭は主郭の北と東を取り囲んでいましたが、現在は東の一部のみが残っています。

二郭の土塁。
土塁下部に石積が築かれていますが、後世の改変と思われます。

城の東を流れる桃瀬川。

桃瀬川と吾妻川が合流する崖の上に築かれた城です。現在は宅地化、農地化が進み、主郭は公園になっています。二郭の一部がわずかに城の面影を残しています。