小泉城

  • 読み:こいずみじょう
  • 別名:冨岡城
  • 所在地:群馬県邑楽郡大泉町(Mapionで位置を確認)
  • 主要城主:冨岡氏
  • 文化財指定:大泉町指定史跡(昭和54年11月30日)
  • 訪問日:平成21年7月11日

小泉城は、延徳元年(1489)に冨岡直光がこの地に縄張りしたことから始まったと伝えられています。

冨岡氏は北条氏に属しますが、永禄3年()に上杉謙信が上野に進攻すると、これに従属。天正になり上杉氏の影響力が衰えてくると再び北条氏に属し、天正12年(1584)には北条氏照とともに由良氏の太田金山城を攻撃しています。現在残る小泉城の遺構はこの頃に改築されたものと考えられています。

天正18年(1590)の小田原攻めにより北条氏が滅びると、冨岡氏も滅び、それにともない小泉城は廃城になったと考えられています。

主郭を取り囲む水堀。

主郭の虎口。

主郭。
約100m四方の広々とした曲輪で、土塁によって囲まれています。

主郭を取り囲む土塁。

主郭北東隅に残る櫓台の跡。

主郭を取り囲む二郭の様子。

二郭から堀越しに主郭北東の櫓台跡を見たところ。

二郭北西部にある城之内古墳。
元からここにあったものではなく、別の場所にあったものを移築したものです。

二郭南西部は大泉町立北中学校の敷地になっています。

二郭の北には、かつて二郭を取り囲んでいた外堀の一部が残っています。

龍泉院川と休泊川に挟まれた平地に築かれた囲郭式の平城です。中世城郭では珍しく水堀が良好に保存された城です。