荻町城

  • 読み:おぎまちじょう
  • 別名:-
  • 所在地:岐阜県大野郡白川村(Mapionで位置を確認)
  • 主要城主:山下氏
  • 文化財指定:-
  • 訪問日:平成21年10月18日

荻町集落を見下ろす高台に築かれた城です。その築城年代は詳しくわかっていませんが、南北朝時代に南朝方の公家が隠れ住んだと伝えられています。寛正6年(1465)ごろ、それまで白川郷に勢力を持っていた正連寺勢力を信濃から進出した内ヶ島氏為氏が攻め、保木脇に帰雲城を築きます。越中方面からの備えとして荻町城を整備し、家臣の山下氏が城主を務めました。

天正13年11月29日(1586)、天正大地震による帰雲山の大崩落で帰雲城が埋没し、城主内ヶ島氏理とその一族が滅亡。主家が滅んでしまった山下氏勝は、その後徳川義直に仕え、名古屋城整備に貢献しています。

荻町集落から見た荻町城。

搦手の堀切と土塁。

搦手口。

約670坪の主郭。
南、西、北は絶壁となっています。

主郭から下へと続く道。
大手の道なのか、後からつけられた道なのか定かではありません。

主郭の南西角に設けられた物見櫓の跡。
現在はお宮が建てられています。

物見櫓から見た荻町の合掌造り集落。
ユネスコ世界遺産に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として登録されています。

世界遺産である荻町の合掌造り集落を見下ろす高台に築かれた城、主郭背後に土塁と堀切を設けただけの居館式です。現在は荻町城址展望台になっています。