田口城

  • 読み:たぐちじょう
  • 別名:田ノ口城
  • 所在地:長野県佐久市(Mapionで位置を確認)
  • 主要城主:田口氏、依田氏
  • 文化財指定:-
  • 訪問日:平成23年4月17日

田口城は、龍岡城の北にそびえる城山の尾根上に築かれた山城です。築城年代は不明ですが、戦国期にこの地の豪族である田口氏によって築かれたとされています。

天文年間(1532~1555)に武田氏の佐久進攻により落城しますが、天文17年(1548)、武田氏が上田原で敗戦した際の混乱に乗じて田口長能が田口城を奪還しようとしますが失敗し、田口氏は滅亡。田口城は武田氏配下で相木氏の流れを汲む依田氏のものとなります。武田氏が滅亡すると、徳川氏配下の依田信蕃の攻撃を受け落城。その後は以上になったものと考えられます。

南麓の蕃松院前から見た田口城。
この写真の100mほど右から、山へ登る歩道が続いています。
蕃松院は依田信蕃の追福のために子・松平康国が建てたものです。

山道を登っていくと墓地の上に円形の石積が現れます。
城の遺構なのか、後世作られたものなのか不明です。

山道の途中には腰曲輪のような段と石積が見られますが、これも城の遺構なのか、後世の耕作によるものなのか不明です。

主郭。
南西の端には祠が祭られています。

主郭の東には石積のようなものがありますが、遺構なのかは不明です。

主郭南面から龍岡城を見下ろしたところ。

主郭の北に設けられた曲輪。
二郭と呼んでいいのかはっきりしません。

主郭の西に設けられた曲輪。
こちらも二郭と呼んでよさそうな曲輪です。

主郭西面に石積のようなものが設けられていますが、これも遺構なのかは不明です。

さらに西の曲輪。

城域の真ん中を林道が貫いていますが、各曲輪は比較的よく残されています。

龍岡城を見下ろす城山の尾根上に築かれた山城です。林道が城内を貫いていますが、曲輪はよく残されています。