花岡城

  • 読み:はなおかじょう
  • 別名:尾尻城、小尻城、池尻城
  • 所在地:長野県岡谷市(Mapionで位置を確認)
  • 主要城主:有賀氏、花岡氏
  • 文化財指定:岡谷市指定史跡(昭和42年3月6日)
  • 訪問日:2012年7月21日

花岡城は、諏訪湖から天竜川が流れだす釜口水門の南西にある小高い丘の上に築かれた城です。築上年代ははっきりしていませんが、有賀氏によって、鎌倉時代初期に築かれたと考えられています。この城に居城した花岡氏は、有賀氏とともに諏訪氏の支族であり、室町時代に諏訪氏が大祝家と惣領家にわかれると、大祝家に属し、花岡城は、干沢城の支城としての役目を負ったと考えられています。

戦国時代には伊那口の抑えとしての役目を負いますが、武田氏が諏訪へ進行すると、その支配するところとなり、やがて廃城となったと考えられます。

釜口水門付近から見た花岡城。

主郭南の削平地。
遺構なのか判断が難しいです。

二郭から主郭の切岸を見上げたところ。

二郭。
周囲をぐるりと土塁に囲まれています。

主郭と二郭の間に設けられた堀切。

主郭。
奥(西)に土塁が設けられています。

主郭土塁には、三山大権現の碑などが立ち、この辺りで三山講が行われていたことがわかる。

主郭から見た諏訪湖。

諏訪湖から天竜川が流れだす釜口水門の南西にある小高い丘の上に築かれた城です。この辺りは、中山道、中央本線、長野自動車道、中央自動車道が集まる交通の要衝の地ですが、比較的良好に遺構が残されています。