雁ヶ沢城

  • 読み:がんがざわじょう
  • 別名:道陸神峠の要害
  • 所在地:群馬県吾妻郡東吾妻町(Mapionで位置を確認)
  • 主要城主:横谷氏
  • 文化財指定:-
  • 訪問日:平成26年12月6日

雁ヶ沢城は、吾妻川の北岸、松上集落の裏手の尾根上に築かれた山城です。築城年代ははっきりせず、「加沢記」の岩櫃城攻略の記述にも登場しないことから、岩櫃城攻略後に真田氏配下の横谷氏によって築かれたものとも考えられます。城域内を通る道は道陸神峠を経て川原畑・川原湯・長野原方面へつながる間道であり、この間道を押さえるための城であったと考えれ、狼煙の中継地点であったとも考えられます。

南側から見た雁ヶ沢城。
右側の小高い山・諏訪山と左へ続く尾根上に築かれました。

雁ヶ沢城の麓に建つ十王堂。

雁ヶ沢城への入口。

登ってすぐのところに鎮座する諏訪神社。

急な山道を登って行くと、諏訪山の頂上にたどり着きます。
頂上には大山神社(手前)と猿田彦社(奥)が鎮座しています。

天然の堀切のような鞍部を経て、道は西へと伸びています。

峠へと向かう尾根上の道。
途中、やや平らな場所が2箇所あり、曲輪が設けられていたと考えられますが、まとまった兵は駐屯できそうにありません。

最高部。
ここが城跡かは不明ですが、ここからは西の川原湯方面、東の岩下方面がよく見えます。

吾妻川北岸の松上集落裏手の尾根上に築かれた山城です。道陸神峠を往来する間道の監視のために築かれたと考えられます。もともと険阻な地形のため、さほど削平されなかったと思われます。