宝生寺砦

  • 読み:ほうしょうじとりで
  • 別名:-
  • 所在地:長野県佐久市(GoogleMapで位置を確認)
  • 主要城主:伴野氏
  • 文化財指定:-

宝生寺砦は、千曲川南岸の平地に聳える比高10メートルほどの丘の上に築かれた砦である。築城時期ははっきりしていないが、戦国時代に伴野氏の居城・前山城の北の守りとして築かれたと考えられている。後年、麓に宝生寺が建てられたが、その後廃墟となり、現在は解体されて更地になっている。

東の麓から見た宝生寺砦。
比高10メートルほどであるが、周囲が平地なのでより目立つ。

南側に設けられた宝生寺山門跡。
ここは後世宝生寺が建てられた時に造られたものと考えられる。

宝生寺跡。
21世紀初頭まで宝生寺が建っていたが、現在は解体されて更地になっている。

宝生寺跡から主郭へ登る道には巨石がゴロゴロしていて、筆塚も建っている。

主郭の東に設けられた腰曲輪。

主郭の西に設けられた腰曲輪。

南北30メートルほどの細長い主郭。
奥に土壇が見えるが、櫓台跡なのかはわからない。

訪城:平成26年1月18日

長野 信濃