磯部城
- 読み:いそべじょう
- 別名:−
- 所在地:群馬県安中市(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:佐々木氏、武田氏
- 文化財指定:-
磯部城は、柳瀬川南岸の小山に築かれた山城で、正治3年(1201)に佐々木盛綱によって築かれたのが始まりとされる。現在残る遺構は鎌倉時代のものではなく戦国時代のものと考えられ、武田氏の手によるものと推測されているが、確固たる証拠は得られていない。
磯部城縄張図(現地案内板より)。
山上部に本丸と二の丸が東西に並び、南面に三の丸が設けられている。
登城口へ向かう道はクランク状になっており、枡形のようにも見える。<
磯部城の登り口。
両脇に小さな段郭が並んでいる。
三の丸の下に設けられた堀切。
磯部城の西側から南側にかけて設けられている。
三の丸の虎口。
三の丸。
南に向かってかなり傾斜している。
三の丸の北に設けられた馬出し。
奥の切岸の上は本丸。
馬出しから二の丸の虎口を見たところ。
堀切が設けられ、土橋で連絡している。
二の丸下の堀切を三の丸に向かって見たところ。
二の丸下の堀切は北側にも伸びている。
二の丸。
赤い屋根の建物には、虚空蔵菩薩が祀られている。
奥の土塁の上は物見台になっている。
二の丸東端に設けられた櫓台。
二の丸と本丸の間には堀切が設けられ、発生土が主郭側に盛られ高土井となっている。
本丸の高土井を主郭内から見たところ。
本丸。
郭内には田村神社が鎮座している。
本丸の搦手虎口。
このすぐ先は断崖絶壁になっており、磯部城の西側の守りは堅固になっている。
本丸南の腰曲輪。
写真奥は二の丸下の馬出しにつながっている。
磯部城西面の断崖絶壁。
訪城:平成22年4月3日
群馬 上野