金比羅山城
- 読み:こんぴらさんじょう
- 別名:-
- 所在地:群馬県吾妻郡中之条町(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:不明
- 文化財指定:-
金比羅山城は、依田尾沢川と八石沢川に挟まれた標高998メートルの山の上に築かれた山城。付近の世立地区の伝説では、木曽義仲は7歳まで世立地区で過ごし、その際にこの城が築かれたといわれているが、実際のところは定かではなく、その歴史はわかっていない。暮坂峠方面への街道の脇にあることから、街道の往来を監視していた施設と思われる。
北側からの遠望。
矢印のところが主郭。
東側から尾根伝いの道を入っていくと現れる諏訪神社。
このあたりも曲輪の一つと考えられる。
諏訪神社から主郭へ向かうと堀切のような地形が現れる。<
堀切付近から主郭を見たところ。
主郭。
さほど広くなく、見張り台か狼煙台が建っていたものと思われる。
土塁の上には金比羅宮が鎮座している。
主郭の西側には、このような削平地がいくつか設けられている。
訪城:平成21年3月28日
群馬 上野