菅沼城

  • 読み:すがぬまじょう
  • 別名:−
  • 所在地:群馬県安中市(GoogleMapで位置を確認)
  • 主要城主:菅沼氏
  • 文化財指定:-

菅沼城は、碓氷川北岸の崖上に築かれた崖端城で、文禄年間(1592~1596)に徳川家康配下の菅沼定清によって築かれたとされる。定清の出自は定かではないが、三河の菅沼氏の一族と考えられ、1万石を領していたという。現在は海雲寺の境内となり、土塁や空堀が一部残っている。

菅沼城概要図(地理院地図より)。
碓氷川北岸の高さ10メートルほどの崖上に築かれた城で、主郭の周囲を二郭が取り囲んでいたようである。

主郭。
現在は海雲寺の境内となっている。

海雲寺は招き猫の寺として知られている。

主郭南西に残る土塁。

海雲寺の東門。

東門から主郭北辺の土塁と空堀を見たところ。
土塁は二重になっている。

東門から南側の堀を見たところ。

海雲寺の西門。

西門の南側の堀。
井戸が設けられている。

二郭。
大部分が墓地になっているが、土塁や空堀も一部残る。

二郭西端の土塁と空堀。

訪城:令和7年9月14日

群馬 上野