大祝屋敷
- 読み:おおほうりやしき
- 別名:大祝邸
- 所在地:長野県諏訪市(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:諏方氏
- 文化財指定:-
大祝屋敷は、宮川西岸の平地に築かれた屋敷で、代々の大祝の居館となった。大祝の居館は現在の前宮の神殿にあったが、天正年間に織田信長の攻撃を受けて焼失。諏方頼広以降、居館は宮田渡に移された。往時は四重の堀が屋敷を囲んでいた。平成14年(2002)に最後の大祝である諏方弘氏(頼広から数えて15代目)の死去により諏訪氏は断絶。以後は無人となっている。
大祝屋敷全景。
現在では遺構はほとんど見られず、総門が残るのみとなっている。
総門。
屋敷の蔵。
蔵の背後の木は、諏訪市の天然記念物に指定されているイチョウの木。
訪城:平成22年3月13日
長野 信濃