大笹関所
- 読み:おおざさせきしょ
- 別名:-
- 所在地:群馬県吾妻郡嬬恋村(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:真田氏、江戸幕府
- 文化財指定:嬬恋村指定史跡(昭和48年12月18日)
大笹関所は、吾妻川支流の鹿之籠沢(現・小武沢)の東岸の崖端に設けられた関所で、寛文2年(1662)に幕府の許可を得て沼田藩主真田信利によって信濃街道大笹宿の西端に設置された。天和元年(1681)に真田信利が改易となり、明治の廃関まで幕府の所轄となった。廃関となるまで鎌原氏が関守を務めた。現在は遺構はまったく見られないが、北門(正門)が再現されている。
大笹関所見取図(現地案内板より)。
敷地面積約450坪の中央に白州を、それに向かって改所を設置し、周囲を土塀や木柵で囲っていた。大笹宿に面し東門が、鹿之籠沢に架かる刎橋に向かって北門が設けられていた。
再現された北門。
訪城:令和2年7月18日
群馬 上野