関宿城

  • 読み:せきやどじょう
  • 別名:-
  • 所在地:千葉県野田市(GoogleMapで位置を確認)
  • 主要城主:簗田氏、北条氏、松平氏、小笠原氏、牧野氏、久世氏
  • 文化財指定:-

関宿城は、利根川と江戸川が分流する地の南東(当時は利根川が東京湾へ注ぎ込んでいたので、利根川東岸にあたる)に築かれた平城で、長禄元年(1457)頃に梁田満助あるいは梁田成助によって築かれたのが始まりとされる。その後6代に渡って簗田氏の居城となりました。北条氏が関東へ進出してくると、簗田氏は上杉謙信と佐竹義重の援助を受けて関宿城を守るが、3度に渡り北条氏の攻撃を受けて落城。関宿城は北条氏のものとなり、北条氏の北関東進出の拠点となった。

天正18年(1590)の小田原征伐では、ほかの北条氏の城と同様に豊臣方の手に落ちる。北条氏が滅亡すると関東には徳川家康が入り、家康の実弟の松平康元が2万石で関宿に入る。その後、小笠原氏、牧野氏、久世氏が関宿藩主を務め、久世氏の時に廃藩置県を迎えた。明治になると一時陸軍の所管となるが、明治8年(1875)に政府の所管となると関宿城は破却された。その後、江戸川の河川改修と圃場整備により遺構はほぼすべて失われた。

利根川と江戸川の分流地点に建つ千葉県立関宿城博物館。

本丸跡に建つ関宿城址の碑。
城があったことを伝えるのはこの碑だけとなっている。

本丸跡付近から見る関宿城博物館の模擬御三階櫓。

城域の西を流れる古江戸川。

訪城:平成26年9月5日

千葉 下総