岡城
- 読み:おかじょう
- 別名:岡村城
- 所在地:長野県上田市(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:武田氏
- 文化財指定:上田市指定史跡(昭和47年4月1日)
岡城は、浦野川の北岸の平地に築かれた平城で、武田信玄(晴信)配下の馬場信房の縄張りによって天文年間(1532~1555)に築かれたと考えられている。天文22年(1553)に村上義清の葛尾城を落としてから、永禄3年(1560)に海津城を築くまでの間、武田氏の川中島進出の前線基地となっていた。現在は宅地化、農地化が進み、二郭北東の土塁と堀が残るのみとなっている。
岡城全体図(現地案内板より)。
主郭の三方を二の丸が囲み、三方に三日月堀が設けられていた。
現在は岡城公園になっている二郭の土塁の一部。
二郭の土塁の上。
曲輪といってもいいほどの広さがある。
奥の山は浦野氏の居城・浦野城。
二郭の北に設けられた堀の跡。
大部分が埋められ水田になっている。
岡城公園の東から南の浦野川へ向かうこの道も堀の跡と思われる。
二郭の北の三日月堀があったとされる場所。
写真中央やや右の道路とその両脇の用排水路に三日月堀の名残があるようにも見える。
訪城:平成26年1月18日
長野 信濃