鷹川城
- 読み:たかがわじょう
- 別名:-
- 所在地:群馬県吾妻郡嬬恋村(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:西窪氏
- 文化財指定:-
鷹川城は、吾妻川南岸の下袋倉集落の北西の丘上に築かれた城で、鎌倉時代初期の頼朝の三原狩りの際に小さな砦のようなものが築かれたのが始まりとされているが、はっきりとした築城年代はわかっていない。永禄3年(1560)10月、鎌原城の鎌原幸重が真田氏を後ろ盾に、斉藤氏麾下の羽尾道雲と抗争を繰り広げた際、この城に西窪佐渡守が入り防衛に当たった。この時、羽尾氏に味方した湯本善太夫、横谷左近、浦野下野守がこの城を包囲したが、戦らしい戦にはならなかったと伝えられている。
北側から見た城の平。
名前の割に起伏が激しい。
城の平から主郭方面を見たところ。
主郭は二段構造になっている。
諏訪神社が鎮座する下の段。
社務所のような建物の建つ上の段。
上の段には土塁のようなものが見られる。
主郭から北側を見たところ。
訪城:平成20年10月25日
群馬 上野