天幕城
- 読み:てんばくじょう
- 別名:-
- 所在地:群馬県伊勢崎市(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:赤堀氏、那波氏、桐生氏
- 文化財指定:伊勢崎市指定史跡(平成16年8月10日)
天幕城は、蕨沢川東岸の平地に築かれた並郭式の城で、永禄年間(1558~1570)に赤堀城の支城として赤堀氏によって築かれたとされる。城はその後、那波氏、桐生氏のものとなり、一時由良氏に攻略されるなどしている。最終的には北条氏の城となったが、天正18年(1590)の豊臣秀吉の小田原征伐により北条氏が滅びると、それにともない天幕城は廃城になったと考えられている。現在は天幕城趾あかぼり蓮園となり、二郭の堀に蓮が植えられている。
天幕城縄張図(現地案内板より)。
南東方向から見た天幕城。
主郭。
北と西を高さ4mほどの土塁が取り囲んでいる。
主郭土塁の裏手に細い腰曲輪が設けられている。
二郭の東に設けられた堀。
現在は蓮が植えられている。
訪城:平成21年7月11日
群馬 上野