天童城
- 読み:てんどうじょう
- 別名:天童古城
- 所在地:山形県天童市(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:天童氏
- 文化財指定:-
天童城は、倉津川西岸の舞鶴山に築かれた山城で、南北朝時代に南朝方の北畠天童丸がこの地に築いたのが始まりとされる。天寿元年(1375)に里見頼直がこの地に移って天童氏を名乗り、現在の天童や東根一帯に勢力を張った。天正12年(1584)に最上氏の攻撃によって天童城が落城。その後は廃城となった。現在は天童公園となっている。
天童城縄張図(現地案内板より)。右下が北
舞鶴山全体に曲輪を配置し、麓の愛宕池を囲むように中央郭、北郭、西郭、南郭、主郭、東郭が配置されていた。
中央郭の駐車場から北側を見たところ。。
このブルーシートの下には巨大な将棋盤があり、毎年春の天童桜まつりで人間将棋が開催されている。
中央郭の高台から南側を見たところ。
左奥の山に主郭が配置されている。
中央郭から東郭を遠望したところ。
東郭は主郭と尾根続きになっている。
中央郭頂上。
大ケヤキの木が立っている。
中央郭頂上の裏手にも削平地が続いている。
中央郭頂上からの眺め。
中央郭から主郭へ至る道。
主郭のあちこちに削平地が設けられている。
主郭頂上。
主郭頂上には愛宕神社が鎮座している。
神社の裏手には櫓台が設けられている。
主郭頂上から愛宕池を見下ろしたところ。
訪城:令和2年11月20日
山形 羽前