天童陣屋
- 読み:てんどうじんや
- 別名:-
- 所在地:山形県天童市(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:織田氏
- 文化財指定:-
天童陣屋は、倉津川南岸の平地に築かれた陣屋で、天保元年(1830)に2万石で天童に入部した織田信美が築いた。織田氏は明治の廃藩置県まで天童藩主を務めた。明治7年(1874)になると外郭内に一般人の居住が許可され、その後の市街化に伴い陣屋の遺構は消滅した。現在は主郭の真ん中を奥羽本線が貫き、主郭の一部が田鶴町公園になっている。
天童陣屋縄張図(現地案内板より)。
水堀をめぐらした主郭部を中心に外郭が取り囲み、その周囲に水堀がめぐらされていた。
主郭の一部が田鶴町公園になっている。
主郭南の堀の外に鎮座する喜太郎稲荷神社。
大手門付近にあった北辰一刀流道場「調武館」と稽古場の跡。
公民館の脇に立つ天童織田藩記念碑。
訪城:令和2年11月20日
山形 羽前