山の固屋城
- 読み:やまのこやじょう
- 別名:-
- 所在地:群馬県吾妻郡東吾妻町(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:真田氏
- 文化財指定:-
山の固屋城は、榛名山北麓の深沢川と西沢川に挟まれた尾根上に築かれた山城で、真田氏が北条氏の北上に備えて築いた城と言われているが、定かではない。主郭の南側には大堀切が設けられ、主郭の北西と北東に曲輪が連なっている。主郭東側斜面に鉄塔が建っているほかは旧状をよく遺している。
山の固屋城の東を流れる深沢川。
天然の堀の役目をしている。
中央の橋は鉄塔管理用に設けられたもの。
鉄塔管理用の道を登っていくと、主郭東側斜面に設けられた鉄塔が見えてくる。
北の端から主郭を見たところ。
主郭南背後の大堀切。
大掘切のさらに南には狼煙台と思われる曲輪が設けられている。
さらに南にもう一つ堀切が設けられ、城域の北端となっている。
主郭の北西には数段の帯曲輪が設けられている。
主郭から北東方向に設けられた二重堀切。
主郭北東方向には尾根上に小さな曲輪が連なっている。
訪城:平成27年11月7日
群馬 上野