座喜味城
- 読み:ざきみじょう、ざきみぐすく
- 別名:-
- 所在地:沖縄県中頭郡読谷村(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:護佐丸
- 文化財指定:国指定指定史跡(昭和47年5月15日)、世界文化遺産(平成12年12月2日)
- 続日本100名城(199番)
座喜味城は、残波岬南方の標高120メートルの高台に築かれたグスクで、15世紀に護佐丸によって築かれたとされる。城は石灰岩の切石積みで取り囲んで造られ、主郭と二郭からなる。主郭と二郭にはアーチ門が一つづつ設けられ、それぞれのアーチ石の噛み合う部分に楔石が使われている。座喜味城は護佐丸が中城城へ移った1440年以降も使用され、16世紀に廃城となった。
第二次世界大戦では、日本軍の高射砲陣地が主郭内に築かれ、沖縄戦では城壁の一部が破壊された。戦後は米軍のレーダー基地が置かれたが、昭和48年(1973)に返還されている。
二郭正門。
2個のアーチ石の隙間に楔石が使われている。
主郭城壁から見下ろした二郭。
西側に向かって細長く伸びた部分が特徴。
二郭西側の細長く伸びた部分。
右は主郭の城壁で、高さは約9メートルある。
主郭。
殿舎があったと考えられている。
殿舎跡。
殿舎の屋根は板葺きもしくは茅葺きだったと考えられています。。
主郭城壁。
城壁は所々で幅が広くなり、崩れにくいように工夫されている。
訪城:平成16年5月22日
沖縄 琉球