吾妻城
- 読み:あがつまじょう
- 別名:中条城
- 所在地:群馬県吾妻郡中之条町(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:鹿野氏、湯本氏
- 文化財指定:-
吾妻城は、吾妻川支流の枯木沢の東岸に築かれた城で、その築城年代はよくわかっていないが、鹿野氏による築城と考えられている。戦国時代には真田氏配下の湯本幸胤が城主を務め、天正17年(1589)に横尾八幡城への加勢として派遣され、北条氏の軍勢と戦ったと『加沢記』に記されている。現在は周囲の地形に城の名残が見られるだけで、遺構はほとんど見られない。
吾妻城概要図(地理院地図より)。
推定される城の境界を表示したが、南と北はどこまでが城だったのかよくわからない。
船渡場踏切付近からの遠望。
吾妻城の西の境界をなしていた枯木沢。
吾妻城の東の境界。
道路が堀のような地形になっている
東の堀。
北西隅と思われる場所に鎮座する諏訪神社。
この裏手が周囲よりも高くなっていて、櫓台のようなものがあった可能性も考えられる。
訪城:平成29年12月3日
群馬 上野