浜川砲台
- 読み:はまかわほうだい
- 別名:−
- 所在地:東京都大田区(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:山内氏
- 文化財指定:-
浜川砲台は、立会川河口の海辺に築かれた砲台で、土佐藩によって築かれた。嘉永6年(1853)のペリー来航に対し、江戸幕府は江戸城沖合に品川台場を築き、土佐藩も品川宿の土佐藩抱屋敷内の立会川河口に砲台を築き異国船の出没に備えた。結局、砲台は火を噴くことなくその役目を終え、現在では周囲は住宅地となり、目の前に広がっていた海も埋め立てられて勝島運河となっている。平成16年(2004)には付近の工事の際に礎石が発掘され道路脇に展示されていたが、平成27年(2015)に新浜川公園に大砲のレプリカの礎石として移設された。
新浜川公園入口に設けられた模擬冠木門。
復元された六貫目ホーイッスル砲のレプリカ。
浜川砲台には8門の大砲が配備され、そのうち1門が復元された。
往時の砲台は現在の公園の少し南のこの辺りにあったという。
かつて道沿いに展示されていた平成16年(2004)に発掘された礎石。
浜川砲台には二十歳の坂本龍馬が勤務していたことから、立会川駅の南には坂本龍馬像が立てられている。
訪城:平成26年3月15日、令和6年10月19日
東京 武蔵