奥沢城
- 読み:おくさわじょう
- 別名:−
- 所在地:東京都世田谷区(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:大平氏
- 文化財指定:世田谷区指定史跡(昭和62年12月18日)
奥沢城は、多摩川北岸の平地に築かれた城で、天文年間~永禄年間(1532~1570)頃に吉良頼康によって築かれ家臣の大平氏が居城したとされる。ほぼ方形の主郭を土塁が取り囲む単郭式の城館であったと見られている。世田谷城の支城の役目を負っていたが、天正18年(1590)の小田原征伐で北条氏が滅亡すると、世田谷城とともに廃城となった。現在は浄真寺が建ち、土塁が残されている。
浄真寺東門。
ここから内側が奥沢城の城域であったと考えられている。
東門から土塁を見たところ。
主郭に建つ浄真寺の本堂。
主郭の四方を取り囲む土塁。
訪城:令和7年8月16日
東京 武蔵