松尾古城

  • 読み:まつおこじょう
  • 別名:松尾城、角間の城
  • 所在地:長野県上田市(GoogleMapで位置を確認)
  • 主要城主:真田氏
  • 文化財指定:上田市指定史跡(昭和47年4月1日)

松尾古城は、東から流れてきた角間川が神川に合流する地点の東岸に築かれた山城で、真田幸綱(幸隆)以前の前真田氏によって築城されたのではないかと考えられている。真田氏以降は、小県・吾妻間の街道監視の役目を負っていたものと思われる。

真田氏本城から眺める松尾古城。
鉄塔の上のピークが遠見番所、その下のピークが松尾古城主郭。

松尾古城への登山口。
このすぐ上に日向畑遺跡がある。ここの石垣は松尾古城のものと同じ積み方。

日向畑遺跡。
上田市指定史跡で、幸綱以前の前真田氏の墳墓と考えられている。
また、この辺りは真田氏の角間屋敷の西端と考えられている。

日向畑遺跡の東に位置する安智羅明神宮。
十二神将像が安置されていたが、そのうち安智羅像は幸綱をモデルにしているといわれている。

日向畑遺跡の脇から西へ向かって続く登山道。
この道は後世造られたもので、大手の道は尾根にある。

秋葉社。
上の写真の道は、尾根に出て大手の道とぶつかり、尾根沿いに登るとこの秋葉社が見えてくる。

秋葉社の上にはこのような岩場があるが、現在では取り巻きの道がつけられている。

さらに登ると、このような尾根閉塞の石垣が見えてくる。
この上は五郭にあたる。

高さ3メートルになろうかという石垣。
この上は四郭。

松尾古城で最も広い曲輪である二郭。
馬場と伝えられるが、麓からここまで馬を連れてくるのは困難に思える。

主郭。
二郭から少し登ったところに主郭が設けられている。
このような石垣が周囲を取り囲むいびつな三角形の曲輪。

深さ10メートルにも及ぶ主郭背後の堀切。
左が主郭、右の尾根を登っていくと遠見番所。

遠見番所。
主郭から尾根を50分ほど登ると平坦になり、尾根を閉塞する石積が現れる。
石垣は麓へ向かって口をあけたコの字型をしていて、狼煙台として使われていたと考えられている。

上の写真の反対側から。

遠見番所の下の鉄塔からの遠望。

訪城:平成19年6月16日

長野 信濃