植栗城
- 読み:うえぐりじょう
- 別名:-
- 所在地:群馬県吾妻郡東吾妻町(GoogleMapで位置を確認)
- 主要城主:植栗氏
- 文化財指定:-
植栗城は、吾妻川南岸の崖端に築かれた城で、植栗氏の居城であるが、その築城年代は定かではない。植栗氏は斎藤氏に属し、永禄7年(1564)の岩櫃城の戦いでは真田氏と戦ったが、破れて降伏。以後は真田氏に属するようになり、天正3年(1564)の長篠の戦いにおいても真田軍の一員として従軍した。その後も植栗氏は真田氏に仕えたが、江戸時代初期に断絶。植栗城もそれ以前には廃城になっていたものと考えられる。現在は耕地化が進み遺構の大部分は失われている。
植栗城主郭。
南西隅に標柱が立っている。
主郭の切岸はそのまま耕地の畦畔となっている。
主郭西の堀。
主郭の東端。
ここには姫の宮があったという。
井戸曲輪。
応永2年(1468)頃の城主・植栗安芸守の碑。
植栗城の北側は吾妻川に向かって落ちる断崖になっている。
訪城:平成24年9月8日
群馬 上野